伴走ストーリー

九州Uターンの厳しい現実に、
同じ覚悟を持って
向き合ってくれた。

三菱長崎機工株式会社

製造管理

小川 直紀 様 (2023年入社)

前職は大手重工業・プラントを扱う会社。長崎県で造船部門の工場製造管理に携わった後、香川県の造船会社に出向。その後愛知県の空調設備を扱うグループ会社へ移るも、職種転換による違和感がぬぐえず、製造管理の仕事に戻りたいと長崎へのUターンを決意。

転職前

業種
空調設備
職種
サービスエンジニア
勤務地
愛知県

転職後

業種
産業機械
職種
製造管理
勤務地
長崎県

九州Uターンの厳しい現実

前職は大手重工業・プラントを扱う会社。11年ほど、長崎県で造船部門の工場製造管理に携わりました。会社として造船部門を縮小する動きがあり、4年前に香川県の造船会社に出向することに。そこで2年ほど働いていましたが、次に出向通達を受けたのは、造船とは関係のない空調設備を扱うグループ会社。就業場所は愛知県。長崎にいる家族も一緒にと考えてもいましたが、さまざまな事情から単身赴任を継続。前職とは畑違いの空調メンテナンスの仕事に、たった一人、愛知で従事することになりました。1年半勤めましたが、やはり職種転換による違和感がぬぐえず、製造管理の仕事に戻りたいという意志が大きくなったのに加えて、家族の強い希望もあり、本腰を入れて長崎に戻ることを決めました。
そこからが大変でした。転職エージェントをいくつか利用して、九州の大手企業の面接を受けましたが、結果はすべて撃沈。面接官から「うちでどんなことができますか?」と聞かれた際、用意していた言葉が汎用的で、自分でもあまり納得感のない回答をしたなと思うこともありました。また、希望していた年収額と九州の年収相場が大きくかけ離れており、選考を受けられるのも限られた企業のみ。数ヶ月間結果が出ず、精神的にもとても苦しい期間でした。

リクパーには、「やっと辿り着けた」

希望の光を見出せたのは、四国の転職エージェントに出会ったとき。すでに転職活動を始めて、半年が経とうとしていました。その方から「九州ならリクパーさん」と紹介いただき、出会ったのが下﨑さんです。今まで選考を受けた会社を伝えると「私からご紹介したかった!」とがっかりされたのが、最初の面談。私なら違う結果を残せていたかもしれない、と悔しそうだったのが印象的でした。下﨑さんと話す中で「この企業ならご希望とマッチしているのでは」と紹介いただいたのが、三菱長崎機工。求人は目にしていましたが、製造管理の募集はありませんでした。そこで下﨑さんから「求人は出ていませんが、小川さんの経験をもとに製造管理のポジションで検討頂けないか打診してみます」と提案されました。長崎の自宅からも近く、大型の産業機械を扱う同社。藁にも縋る思いで、ぜひともお願いします、とお返事しました。

Uターンを心から歓迎してくれる企業との出会い

ありがたいことに面接の機会をいただき、緊張して挑んだ一次面接では「自宅はどのあたり?」「お子さんの学校はどこになるの?」と、質問も早々に人事の方と長崎の地元トークで盛り上がりました。『Uターン歓迎』と求人を出す企業であっても面接で地元の話題が出たことはなく、将来の転勤を前提に話をされたこともあったので、同社からはとても歓迎されている雰囲気を感じました。経験のある製造管理のポジションでしたし、なおさらこの会社で働きたいという思いも強くなりましたね。面接後に下﨑さんから「うまく伝えられなかったことはありませんか?」とフォローの電話をもらいましたが、「伝えたいことは伝えられました」と言い切るほどでした。
その後はとんとん拍子で話しが進み、最終面接の後、合格の連絡を頂きました。ただ一つ、気がかりだったのは年収面。下﨑さんからは何度も「現在より年収が下がりますが大丈夫ですか」とご心配いただいて、私も最後まで悩みました。でも、今回の転職に至った理由に立ち返り、「長崎に戻るにはこの選択がベスト。年収は入社してから上げていこう」と腹を括ってお受けしました。

覚悟の先に見えたもの

前職でもときどき休暇を利用して長崎の家族に会いに行っていましたが、単身赴任先の愛知に戻る日が近づくにつれて、子どもの元気がなくなっていくのを見るのがつらくて…。長崎に帰ってこられた今では、毎日子どもの嬉しそうな「おかえり!」が聞けて嬉しいです。佐賀の実家にもしょっちゅう孫の顔を見せに行っていますよ。妻を側で支えられるのも安心ですね。心から長崎に戻ってきて良かったと思っています。
三菱長崎機工に出会えなければ、九州へのUターン転職は実現できませんでした。長崎に戻ることを諦めなければならないのか。そんな切羽詰まった状況下にいた私を、いつも親身になって支えてくれて、「今の小川さんにとって三菱長崎機工様はベストの会社。だから、一緒に頑張りましょう!」と全力でバックアップしてくれた下﨑さん。同じくらい覚悟を持って私の転職に向き合ってくれました。どのエージェントよりも、私の九州に戻りたいという思いを汲んでくれたことに、とても感謝しています。
担当コンサルタントより

小川さんと私は年齢も一緒、私自身がUターン転職の経験もあり、ご縁を感じずにはいられませんでした。内定に至るやりとりの中で小川さんが「精神的にしんどいです…」と吐露されたときは、なんとかしたいと気が引き締まる思いでした。結果的に三菱長崎機工さまから製造管理のポジションをいただけたのは、小川さんの実力とお人柄があったからこそ。そう簡単なことではありません。面接前にはご自身が納得いくまで準備をされていたのを見てきましたから、企業に思いが伝わって本当に良かったという気持ちです。小川さん、改めてご入社おめでとうございます!

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