更新日[ 2026/03/27

転職回数の平均は?年代別の実態と目安を解説

「自分の転職回数は、同年代の平均と比べて多いのではないか……」
「転職回数が多いと、書類選考や面接で不利になるのでは?」
転職を考えたとき、これまでの経歴や転職回数の多さに不安を感じる方は多いのではないでしょうか。

確かに、転職回数が平均より多いと、採用担当者から定着性などを懸念されることがあります。しかし、転職回数だけで合否が決まるわけではありません。大切なのは、これまでの経験から何を得て、それをどう活かせるかをポジティブに伝えることです。
本記事では、公的データやリクパーキャリアの独自調査に基づいた「年代別の平均転職回数」、採用担当者が抱くホンネの懸念点をプロの視点で解説します。さらに、転職回数が多くてもマイナス評価になりにくいケースについても紹介します。
まずは自分と同年代の「目安」と「実態」を正しく把握し、転職回数の不安を払拭して次の一歩を踏み出しましょう。

この記事でわかること

  • 【年代別】転職回数の平均
  • 転職回数に対して採用担当者が感じる懸念点
  • 転職回数が多い人が選考を通過するためのポイント

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目次

  • 【年代別】転職回数の平均は何回?
    • 20代の平均と目安
    • 30代の平均と目安
    • 40代・50代の平均と目安
  • 【職種別】転職回数が多い職種・少ない職種は?
    • 転職回数が多い傾向にある職種
    • 転職回数が少ない傾向にある職種
  • 【キャリアアドバイザーに聞く】リクパーキャリア登録者の転職回数は?
    • リクパーキャリア登録者の転職回数(年代別)
    • リクパーキャリア登録者の転職回数(職種別)
  • 企業側はどう見る?転職回数が多い求職者への3つの懸念点
    • 「またすぐに辞めてしまうのでは」という定着性への不安
    • 年齢に見合ったスキルや経験が不足しているという懸念
    • 人間関係の構築や忍耐力に問題があるのではという疑念
  • なぜ短期離職を繰り返す?転職回数が多くなる3つの原因
    • 自己分析や企業研究が不足している
    • 課題解決よりも「転職・退職」が目的化してしまっている
    • キャリアプランから逆算できていない
  • 転職回数の多さがマイナスになりにくいケース
    • これまでのキャリアに一貫性がある
    • 高い専門スキルや圧倒的な実績を持っている
    • ステップアップを目的とした「ポジティブな転職」である
    • 転職回数に寛容な業界や職種を選んでいる
  • 転職回数が多い人が選考を通過するための対策・コツ
    • 経験やスキルを棚卸しし、アピールポイントを整理する
    • 退職理由・転職理由をポジティブに変換して伝える
    • 職務経歴書を工夫し、応募先企業との接点を強調する
    • 長期的なキャリアビジョンを示し、長く貢献する姿勢を伝える
  • 転職回数が多いときの転職活動での注意点
    • 転職回数や在籍期間をごまかさない
    • 現職の不満をそのまま伝えない
    • 退職してからではなく「在職中」に転職活動を進める
  • 転職回数に不安があるなら、転職エージェントに相談しよう
    • 第三者の視点で強みを引き出し、アピール方法を教えてもらえる
    • 企業への「推薦」を通じて書類選考の通過を後押ししてもらえる
    • 転職回数がハンデになりにくい企業を紹介してもらえる
  • 転職回数の不安を「強み」に変えて、納得のいくキャリアの再スタートを

【年代別】転職回数の平均は何回?

年齢を重ねるにつれ、周囲で転職を経験する人は自然と増えていくものです。しかし、いざ自分の経歴を振り返ったとき「この回数は多すぎるのでは」と気になってしまう方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、公的なデータをもとに年代別の平均的な転職回数と、採用の現場で「平均より多い」と判断されやすい目安について見ていきます。

出典:「雇用の構造に関する実態調査 / 転職者実態調査 / 令和2年 報告書 統計表 個人調査」(厚生労働省)を加工して作成

【厚生労働省による調査】転職経験者の転職回数(年代別)

20代の平均と目安

データを見ると、20代前半では転職経験者のうち「1回」が69.7%と圧倒的多数を占めています。20代後半になると「1回」が49.3%、「2回」が23.9%と複数回経験者の割合が増加していきますが、20代全体を通してみると「1〜2回」が平均的なボリュームゾーンであるという傾向が見て取れます。

この実態を踏まえると、採用担当者が転職回数を気にし始めるひとつの目安は「3回以上」になると考えられます。データ上でも、3回以上の転職を経験している人は全体の1〜2割程度の少数派に留まるためです。

とはいえ、20代の転職において回数だけで不採用になるケースは少ないと言えます。この年代は即戦力としてのスキルよりも、今後の成長性や業務への意欲を評価するポテンシャル採用の対象となることが多いためです。新しい分野で専門的なスキルを身につけたいといった前向きな理由や挑戦への意欲をしっかりと言語化できれば、回数の多さを十分にカバーすることが可能です。

<参考記事>
第二新卒の職務経歴書の書き方は?例文・テンプレートとポイントを解説

30代の平均と目安

30代に入ると、転職回数の分布に変化が現れます。30代前半では「1〜3回」の割合がほぼ均等に分散しており、35歳から39歳になると「3回」が25.0%と最多のボリュームゾーンになります。つまり、30代においては「2〜3回」の転職回数が平均的であると言えます。

一方で、30代全体では「4回以上」転職を経験している人も3割ほど存在します。しかし、全体から見ると少数派に入るため、採用担当者から平均より多いと判断される目安は「4回以上」からになるでしょう。

ただし、30代の転職市場において企業が最もシビアにチェックするのは、回数そのものではなく経験の中身です。即戦力としての専門スキルや、チームを牽引したマネジメント経験などが問われる年代でもあります。これまでの経歴を通じてどのような成果を上げ、どのような専門性を磨いてきたのかを明確に提示できれば、転職回数の多さが足かせになることは少ないでしょう。

<参考記事>
30代の転職は何を重要視するべき?求められるスキルや注意点を解説

40代・50代の平均と目安

40代および50代のデータを見ると、「6回以上」転職をしている人が20〜25%にのぼり、年齢を重ねるにつれて複数回の転職を経験するのはごく自然なことだと分かります。

そのため、この年代においては回数だけで一律で選考を見送るというような明確なハードルは薄れる傾向にあります。強いて目安を挙げるのであれば、5〜6回以上になると平均より多いという印象を持たれる可能性があるでしょう。

しかし、40代・50代の採用において企業が求めているのは、定着性以上に事業課題を解決できる実績や高い専門性です。マネジメント経験やプロジェクト統括の経験など、これまでのキャリアで培ってきた豊富な知見が企業にどう貢献できるのかを論理的に伝えることができれば、多様な環境で積んできた経験の豊富さは、むしろ強力な武器として評価されるはずです。

【職種別】転職回数が多い職種・少ない職種は?

転職回数の多さを気にする際、つい年齢ばかりに目が行きがちですが、実は現在就いている職種や、これから目指す業界によっても平均的な傾向は異なります。ここでは、公的な調査データをもとに、職種ごとにどのような違いがあるのかを詳しく見ていきましょう。

出典:「雇用の構造に関する実態調査 / 転職者実態調査 / 令和2年 報告書 統計表 個人調査」(厚生労働省)を加工して作成

【厚生労働省による調査】転職経験者の転職回数(職種別)No.73

転職回数が多い傾向にある職種

データから読み取れる特徴として、「輸送・機械運転の仕事」では、およそ4人に1人(25.1%)が6回以上の転職を経験しています。1回のみの人は10.7%に留まっており、多くの方が複数回の転職を重ねていることが分かります。「サービスの仕事」においても4回以上の転職経験者が約4割(39.2%)にのぼり、「保安の仕事」に至っては転職1回のみという人がわずか6.0%という結果になっています。

これらの職種に共通して見られるのは、業界全体として人材の流動性が比較的高いという実態です。ライフスタイルに合わせた多様な働き方が選びやすかったり、異業種からの転職やセカンドキャリアとして選ばれやすいなど、様々な背景が影響して、結果的に転職回数が多くなりやすい(蓄積されやすい)傾向にあると考えられます。

転職回数が少ない傾向にある職種

一方で、転職回数が控えめな傾向にある職種も存在します。例えば「生産工程の仕事」では転職1回のみという人が31.7%、「専門的・技術的な仕事」でも31.0%と高い割合を示しています。また、「販売の仕事」でも、転職1回のみという人が34.9%とボリュームゾーンになっており、6回以上の人は6.7%と全職種の中でも最も低い数字を示しています。

こうした傾向の背景のひとつとして、仕事の専門性の高さが挙げられます。専門的・技術的な仕事や生産工程の仕事は、一人前としてスキルを習得するまでに長い時間を要するため、一つの企業でじっくりと腰を据えて実績を積み上げることが評価されやすい傾向にあります。そのため、むやみに環境を変えずに、一つの場所で長期的なキャリア形成を志向する人が多いことが、数字にも表れていると言えるでしょう。

【キャリアアドバイザーに聞く】リクパーキャリア登録者の転職回数は?

世の中の平均的なデータを見てきましたが、実際の転職市場で活動されている方々の実態はどうなのでしょうか。ここでは、リクパーキャリアで実際に転職相談をされた求職者の皆様のデータとともに、現場を知るキャリアアドバイザーの生の声をご紹介します。

リクパーキャリア登録者の転職回数(年代別)

リクパーキャリア登録者の転職回数(年代別)No.73

年代別 平均転職回数
・20~24歳:0.2回
・25~29歳:0.4回
・30~34歳:0.7回
・35~39歳:1.2回
・40~44歳:1.6回
・45~49歳:1.7回

■キャリアアドバイザーからの解説
当社の登録者データを見ますと、20代後半から30代にかけても「0回(初めての転職)」の方の割合が比較的多いという印象を受けます。

日々の面談を通じて感じるのは、この背景に、九州に特化した転職エージェントである当社ならではの「U・Iターン転職」のご相談の多さが関係しているのではないか、ということです。
新卒で関東や関西の企業に就職し、一つの環境でしっかりと実績を積んできた方々が、20代後半〜30代での「結婚」や「子育て」といったライフイベントを機に、「地元(九州)に帰りたい」「九州で腰を据えて暮らしたい」と一念発起し、初めての転職活動のパートナーとして当社にご相談いただくケースが非常に多いと感じています。

もちろん、年齢を重ねるにつれて複数回の転職を経験する方も自然と増えていきます。しかし、普段から企業の採用担当者の方々とお話ししていても、「年代相応の回数」であり、「なぜそのタイミングで環境を変えたのか」という目的が明確であれば、決してネガティブには捉えない企業が多いという印象を受けます。
回数そのものよりも、「これからどう働いていきたいか」という前向きな意志を整理してお伝えすることが大切だと私たちは感じています。

リクパーキャリア登録者の転職回数(職種別)

リクパーキャリア登録者の平均転職回数(職種別)

■キャリアアドバイザーからの解説
職種によっても、転職回数の「当たり前」の基準は大きく異なるように感じます。
当社の登録者データを見ても、「IT・ソフトウェア」「メーカー技術職」「専門職(法務・金融・教育等)」などで0回や1回の割合が比較的多いことが分かります。専門的なスキルが求められる分野では転職回数が落ち着きやすいというのは、前述の公的な調査データと共通した特徴だという印象を受けます。

だからこそ、ご自身の転職回数に不安を感じる場合でも、まずは転職を考えている業種・職種の特性に照らし合わせ、その業界に合った適切な選考準備を行うことが大切です。 一人で抱え込まず、転職エージェントに相談することでリアルな市場の動向を把握し、自信を持って次の一歩を踏み出していただければ嬉しいです。

企業側はどう見る?転職回数が多い求職者への3つの懸念点

転職回数が平均よりも多いと、書類選考や面接でどうしても不安を抱いてしまうものです。採用担当者は単に履歴書の回数を数えているのではなく、その背景にある「自社で長く活躍してくれるか」という点を気にしています。
ここでは、企業側がどのような懸念を抱きやすいのか、ホンネの部分を紐解いていきましょう。

「またすぐに辞めてしまうのでは」という定着性への不安

履歴書に短い在籍期間が並んでいると、企業側は「自社に入社しても、同じように早期に離職してしまうリスクが高いのではないか」と警戒を強める傾向にあります。なぜなら、中途採用であっても新しいメンバーを迎え入れて実務に慣れてもらうプロセスには、目に見えない研修の手間や多大な先行投資が伴うからです。
数年単位で長く組織の成長に貢献してくれることを期待している企業にとって、短いスパンで職場を転々とする経歴は、事業への影響という観点からもシビアに評価されやすくなります。

年齢に見合ったスキルや経験が不足しているという懸念

業務の全体像を把握し、そこから独自のノウハウや高い専門性を確立していくには、同じ環境である程度まとまった時間を過ごすことが不可欠です。そのため、頻繁に職場を移っている経歴を見ると、面接官は「表層的な業務に触れただけで、実務としてしっかり身についていないのではないか」と危惧します。
特に即戦力としての活躍が求められる年代において、経験した社数の多さと実際の能力の深さが比例していないと判断されると、選考において厳しい見方をされる要因となってしまいます。

人間関係の構築や忍耐力に問題があるのではという疑念

仕事を進める上では、社内外を問わず多様な価値観を持つ人たちと連携し、時には意見の衝突や予期せぬトラブルを乗り越えていく場面が必ず発生します。環境を短期間で変え続けている事実に対し、採用側は「意見が合わない人がいると環境をリセットしてしまうのではないか」「困難な壁に直面した際に、踏みとどまって解決策を練る力が弱いのではないか」といった推測を働かせます。
組織の一員としての適応力や、ストレスへの耐性に課題があると思われないよう、注意しておきたい視点です。

なぜ短期離職を繰り返す?転職回数が多くなる3つの原因

「長く続けたいと思っているのに、なぜか短期間で辞めてしまう……」と、ご自身の転職傾向に悩む方もいらっしゃるでしょう。次の職場で同じミスマッチを繰り返さないためには、まずその原因を客観的に見つめ直すことが大切です。
ここでは、短期離職につながりやすい思考の癖について考えてみましょう。

自己分析や企業研究が不足している

短期離職を招くもっとも多い要因の一つが、事前の準備不足です。自分自身の適性や強みを正しく把握できていないまま仕事を選んでしまうと、入社後に期待していた業務とのミスマッチが生じやすくなります。
また、企業の内部事情や社風について念入りなリサーチを行わないまま入社を決めてしまうことで、現実の環境との間に大きなギャップを感じ、結果として早期に退職という選択に至ってしまうケースが少なくありません。

<参考記事>
転職時の自己分析のやり方は?自己分析シートの活用方法を解説

課題解決よりも「転職・退職」が目的化してしまっている

どのような職場であっても、人間関係の摩擦や業務上の困難は少なからず存在します。しかし、そうした壁に直面した際、「どうすれば状況を改善できるか」という解決策を模索する前に、「この会社を辞めればすべて解決する」と考えてしまう思考の癖がついてしまっていることがあります。
現状への不満から逃避するように退職を選んでしまうと、転職すること自体が目的となってしまい、次の職場でもまた同じように困難から目を背けてしまう悪循環に陥りかねません。

キャリアプランから逆算できていない

将来的にどのようなビジネスパーソンになりたいのか、明確なビジョンを描けていないことも原因として挙げられます。目指すべきゴールがないまま、その時々の感情や行き当たりばったりの理由で職場を変えてしまうと、入社した後に仕事へのモチベーションを保つのが難しくなります。
自身のキャリアプランから逆算した戦略的な転職でなければ、少しでも不満が生じた際に踏みとどまる理由が見つからず、結果的に転職回数を重ねてしまうことにつながるでしょう。

転職回数の多さがマイナスになりにくいケース

転職を繰り返しているという事実だけで、必ずしも企業から敬遠されてしまうわけではありません。ご自身の歩んできた道筋やその背景にある明確な意図をしっかりと伝えることで、かえって魅力的な人材として映ることもあります。
ここでは、回数の多さが強みとして評価されやすいケースについて見ていきましょう。

これまでのキャリアに一貫性がある

複数の企業を渡り歩いていても、「専門性をより深く追求するため」といったブレない軸があれば、それは戦略的なキャリア形成として前向きに捉えられます。たとえ業界や職種が変化していたとしても、一貫した目的意識を持って自己成長を目指す姿勢は、計画的に物事を進められる人材であるという評価につながるでしょう。

高い専門スキルや圧倒的な実績を持っている

応募先企業が求めている能力と合致する実力があれば、回数の多さは問題になりにくい傾向があります。たとえば、その業界で不可欠となる難関資格を有していることや、特定の技術分野において他社にはない深い専門知識を持っていることは、即戦力として高く評価されます。過去に複数の環境を経験してきた事実よりも、入社後すぐに事業へ貢献できる明確な技術やノウハウを持っていることの方が、企業にとっては大きな魅力として映るためです。

ステップアップを目的とした「ポジティブな転職」である

単に現状への不満から逃げるのではなく、より大きな裁量権を求めた挑戦など、自身の可能性を広げるための前向きな理由であれば、好印象を与えることができます。高い成長意欲を持ち、新しい環境でさらにノウハウを吸収しようとする姿勢は、入社後も企業に大きく貢献してくれる有望な人材として採用担当者の目に映るはずです。

転職回数に寛容な業界や職種を選んでいる

目指す業界や職種によっては、そもそも転職回数をそれほど問題視しないケースも少なくありません。ひとつの企業に長く留まることよりも、多様な環境で培われた知見や実力そのものが重視される業界や、人材の流動性が高い職種も存在します。自身のこれまでの経歴にマッチした、転職回数がハンデになりにくい土俵を選ぶことも、ひとつの有効な手段と言えます。

転職回数が多い人が選考を通過するための対策・コツ

転職回数そのものを変えることはできませんが、伝え方を少し工夫するだけで、採用担当者に与える印象は大きく変わります。書類選考や面接の場でネガティブな懸念を払拭し、魅力を正しく評価してもらうための実践的なアプローチをご紹介します。

<参考記事>
転職回数が多いと面接で不利?転職理由を聞かれた際の回答例も紹介

経験やスキルを棚卸しし、アピールポイントを整理する

まずは自己分析を行い、これまでの職歴を通じて何を得てきたのかを洗い出す作業が欠かせません。複数の職場を経験したからこそ培われた環境への適応力や、多様な視点から物事を捉える柔軟性など、多角的な視点から自身の強みを具体的に整理しておくことが求められます。

退職理由・転職理由をポジティブに変換して伝える

面接官が最も気にするのは、過去の退職理由です。人間関係や労働環境への不満が事実であったとしても、それをそのまま伝えるのは得策ではありません。「〇〇という目標を実現するために、新しい環境での挑戦を決意した」というように、未来に向けた前向きなストーリーへと変換し、成長を目指す意欲として伝えることが大切です。

<参考記事>
退職理由をポジティブに言い換える方法は?例文付きで解説

職務経歴書を工夫し、応募先企業との接点を強調する

転職回数が多いと職務経歴書が長くなる傾向にありますが、必ずしもすべての経歴を均等に書く必要はありません。応募先企業が求めているニーズをしっかりと読み解き、それに合致する経験やスキルを厚めに記載することが重要です。自身のキャリアが新しい職場でどのように活かせるのかを明示し、入社後に活躍できるイメージを持ってもらう工夫が必要です。

<参考記事>
職務経歴書の書き方は? 転職成功のために知っておくべきポイントと注意点

長期的なキャリアビジョンを示し、長く貢献する姿勢を伝える

企業側が抱く「採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないか」という不安を解消するためには、入社後の明確なビジョンを提示することが効果的です。数年後に自社でどのような役割を担い、事業にどう貢献していきたいかという中長期的な計画を具体的に語ることで、長く働き続ける前提での応募であることが伝わります。将来の目標と企業の目指す方向性が一致していることを示し、企業とともに成長していく強い熱意を伝えましょう。

転職回数が多いときの転職活動での注意点

転職活動を少しでも有利に進めたいと焦るあまり、無意識のうちにやってはいけないNG行動をとってしまうことがあります。採用担当者からの信頼を損なわず、ご自身の経験を正しく評価してもらうために、あらかじめ避けるべきポイントを押さえておきましょう。

転職回数や在籍期間をごまかさない

経歴の中に短い在籍期間があると、つい事実を隠したり、別の期間と合算してしまいたくなるかもしれません。しかし、履歴書や職務経歴書での虚偽申告は絶対に避けるべきです。企業と働き手の関係は信頼の上に成り立っており、入社手続きの際に求められる雇用保険などの公的な加入記録から、実際の職歴はいずれ必ず明らかになります。もし事実と異なる経歴で入社したことが後から判明した場合、築き上げた信用が根底から崩れるだけでなく、企業の就業規則によっては厳しい処分を下される事態にも発展しかねません。
どんなに短い職歴であっても包み隠さず記載し、その経験から何を学んだのかを誠実に伝えることこそが、結果的に企業からの信頼を獲得する近道となります。

現職の不満をそのまま伝えない

以前の職場に対する不満が事実であったとしても、面接の場でそのまま伝えるのは避けるべきです。人間関係のトラブルや待遇面への不満ばかりを口にすると、採用担当者から「何か問題が起きると他人のせいにする傾向(他責思考)があるのではないか」「うちに入社しても同じように不満を抱いて辞めてしまうのではないか」と判断されてしまいます。
過去の不満に焦点を当てるのではなく、新しい環境で何を実現したいかというポジティブな側面に光を当てて伝えることが大切です。

<参考記事>
【例文つき】面接で転職理由はどう伝える?好印象を与える答え方を紹介

退職してからではなく「在職中」に転職活動を進める

転職回数が多い場合、次の就職先が決まるまでに想定以上の時間がかかるケースも珍しくありません。もし退職してから転職活動を始めてしまうと、収入が途絶えることによる金銭的な不安から焦りが生まれ、冷静な判断ができなくなる恐れがあります。その結果、「どこでもいいから早く決めたい」と妥協してしまい、入社後に再びミスマッチを起こす悪循環に陥りかねません。
精神的な余裕を持ち、じっくりと自己分析や企業選びを行うためにも、現在の仕事に就いたまま転職活動を進めることを推奨します。

転職回数に不安があるなら、転職エージェントに相談しよう

自分の経歴を客観的に見つめ直し、ネガティブに思える部分をポジティブなストーリーへと一人で変換するのは、決して簡単なことではありません。もし一人で抱え込んで行き詰まりを感じているのなら、転職のプロフェッショナルであるエージェントの力を借りることも、現状を打破する有効な選択肢です。
ここでは、転職回数に不安を抱える方がエージェントを活用することで得られる、具体的なメリットを見ていきましょう。

<参考記事>
転職エージェントは相談だけでもOK?おすすめの利用方法と注意点を解説

第三者の視点で強みを引き出し、アピール方法を教えてもらえる

自分自身では「大したことがない」「短期間だからアピールにならない」と思っている経験の中にも、企業から見れば魅力的な強みが隠れていることが多々あります。エージェントとの面談という「壁打ち」を通じて経歴を丁寧に棚卸しすることで、自分では気づけなかったアピールポイントを発見できるでしょう。
さらに、転職回数の多さをカバーするための職務経歴書の書き方や、面接で説得力を持たせるための具体的な伝え方など、実践的なアドバイスをもらうことができます。

企業への「推薦」を通じて書類選考の通過を後押ししてもらえる

一般的な求人サイトから直接応募した場合、企業によっては「転職回数が◯回以上だから」という機械的な理由だけで、書類選考の段階で弾かれてしまうことがあります。しかし転職エージェントを利用すれば、履歴書の文字面だけでは伝わらないあなたの人柄や、転職に至ったやむを得ない背景、本当に備わっているスキルなどを、エージェントが企業へ直接アピール(推薦)してくれます。
この第三者からの後押しがあることで、自力では難しかった書類選考の通過率をぐっと高めることが可能になります。

転職回数がハンデになりにくい企業を紹介してもらえる

世の中には、これまでの転職回数や在籍期間の長さよりも、「今何ができるのか」「これからどう貢献してくれるのか」というスキルや経験そのものを評価してくれる企業が数多く存在します。しかし、そうした「転職回数がハンデにならない会社」を、求人票の文面だけで自力で見つけ出すのは困難です。
企業の採用実績や社風を熟知しているエージェントであれば、回数よりも実力を重視する優良企業をプロの目線で厳選し、紹介してもらうことが可能です。

転職回数の不安を「強み」に変えて、納得のいくキャリアの再スタートを

転職回数という数字は、決してあなたの可能性を狭めるものではありません。多様な環境で培ってきた経験や適応力は、アプローチ次第で企業にとって魅力的な「強み」へと変わります。

九州・沖縄エリアに特化した転職エージェント「リクパーキャリア」には、地場企業のリアルな採用基準や、回数よりも実力を評価してくれる優良企業を熟知したコンサルタントが在籍しています。
「自分の経歴でも大丈夫だろうか」「どうアピールすればいいか分からない」と一人で立ち止まってしまう前に、まずは私たちにご相談ください。納得できるキャリアへの一歩を踏み出せるよう、プロの視点でしっかりと伴走いたします。

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監修者
髙野 智愛 (たかの ちより)

キャリアアドバイザー【国家資格 キャリアコンサルタント】

海外大学卒業後、大手製造小売企業に新卒入社。同人事部において年間400名を超える国内外の採用業務に従事。 その後、結婚・第2子出産を機に転職し、誰かのターニングポイントに関わりつつ、地元九州へ恩返しをしたいという想いからキャリアアドバイザーへ転身。 若手層を中心に、いち社会人として、時には女性として、母としてなど様々な視点から転職支援を行っています。

【国家資格 キャリアコンサルタント】

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