更新日[ 2026/04/26

転職で年収アップは可能?相場と成功させるコツをプロが解説

「転職して年収を上げたいけれど、本当に上がるのだろうか」「給与交渉をすると評価が下がってしまわないか不安」
転職で年収アップを目指すものの、このような不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。
事実、転職によって年収アップを実現している人は多くいますが、進め方を間違えると逆に年収が下がってしまうケースも存在します。
本記事では、転職による年収アップの相場から、中途採用の「給与決定の仕組み」、さらには評価を下げずに希望を通す「具体的な交渉フレーズ」までを徹底解説します。納得のいく転職を実現するために、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • 転職市場における年収アップの相場
  • 中途採用の年収はどう決まる?
  • 年収交渉のコツ・例文

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目次

  • 転職における年収アップの相場と実態
    • 転職者の約4割が賃金アップを実現
    • 年収の増加幅は「1割以上」が最も多い
  • 年代や業界で異なる年収アップの傾向
    • 幅広い層(20代〜40代)に広がる年収アップの可能性
    • 特定領域(IT・金融・コンサル)で高い給与水準
  • 知っておきたい「給与決定」の仕組み
    • 給与額を左右する「市場価値・社内規定・業界水準」
    • 基本ベースとなる「前職での年収」
  • 年収が大幅に上がる人の共通点
    • 評価に直結するマネジメント経験がある
    • スキルと市場ニーズが合致している
  • 年収アップが叶う企業選びのポイント
    • 企業の利益率や成長性の高さを見極める
    • 実績を正当に評価する報酬制度をチェックする
  • スマートな年収交渉の進め方とコツ
    • 給与交渉を切り出すベストなタイミング
    • 【例文あり】評価を下げない希望年収の伝え方
  • 【キャリアアドバイザーが解説】個人での年収交渉が難しい理由
  • 【キャリアアドバイザーに聞く】年収アップを叶えた転職成功事例
    • 中小から大手へ!幅広い業務経験が評価されたAさんのケース
    • 「旬のスキル」×「成果主義」で大幅アップのBさんのケース
    • 「併願企業」の状況を共有し、年収交渉が叶ったCさんのケース
  • 「目先の給与のみ」で選ぶ転職のリスクと注意点
    • プレッシャーや社風ミスマッチによる早期離職
    • 入社時年収へのこだわりが生む将来の機会損失
  • 戦略的な転職で理想の年収を実現しよう

転職における年収アップの相場と実態

転職を通じて今の収入を少しでも増やしたいと考えるのは、決して珍しいことではありません。とはいえ、実際に世の中のどれくらいの人たちが給与を上げているのか、実態が見えずに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。ここでは、厚生労働省のデータをもとに、現在の転職市場におけるリアルな相場観を整理していきます。

転職者の約4割が賃金アップを実現

厚生労働省が公表している「令和7年上半期 雇用動向調査」によると、転職を機に前職よりも賃金が「増加」した人の割合は、全体の39.4%にのぼります。逆に「減少」した人は31.5%、「変わらない」人は25.5%となっており、減少した人を増加した人が上回っていることが分かります。

年収の増加幅は「1割以上」が最も多い

では、実際に給与が上がった場合、どの程度の増加が見込めるのでしょうか。同調査によると、全体の26.7%にあたる人が前職から「1割以上」のまとまったアップを実現しています。給与が「増加」した人(39.4%)の内訳を見ても、大半の人が1割以上の増加を叶えていることがわかります。

近年の人材市場では、慢性的な人手不足を背景とした賃上げの機運が高まっています。企業側も自社の事業成長に必要な人材を確保し、長く定着してもらうために、採用時の提示額を引き上げる動きを見せているのです。こうした社会全体のトレンドも後押しとなり、転職によって給与が増加する人の割合は比較的高い水準で推移していくと考えられます。

出典:「令和7年上半期雇用動向調査」(厚生労働省)を加工して作成

年代や業界で異なる年収アップの傾向

年収の上がりやすさは、個人のスキルだけでなく「年齢」や「属する業界」によっても大きく変わります。ここでは、年代別の傾向や給与が上がりやすい業界の特徴など、キャリア戦略のヒントとなる市場のトレンドを解説します。

幅広い層(20代〜40代)に広がる年収アップの可能性

転職による賃金変動を年代別に見てみると、若手から中堅にかけての幅広い層で年収アップに成功していることが分かります。厚生労働省の同データによると、20代前半(20〜24歳)で55.5%と最も高い増加率を示していますが、その後も25〜29歳で45.9%、30代で43〜47%、40代でも41〜47%と、40代後半まで一貫して「4割以上」の方が賃金アップを実現しています。

若手層は「今後のポテンシャルや吸収力」が評価されやすく、30代〜40代にかけては「即戦力となる専門スキルやマネジメント経験」が正当に評価されることで、着実に年収を引き上げていると言えるでしょう。一方で、50代以降になると賃金が「減少」する割合が「増加」を逆転する傾向にあるため、自身の市場価値をよりシビアに見極める環境選びが求められます。

特定領域(IT・金融・コンサル)で高い給与水準

一般的な転職市場のトレンドとして、特に転職時の年収引き上げ額が大きい領域として目立つのが、IT・通信、金融、コンサルティングなどの分野です。これらの領域に共通しているのは、市場の拡大スピードに対して、最前線で実務を牽引できるプロフェッショナルが不足しているという点です。最新のテクノロジーを活用した事業モデルの転換や、企業の抜本的な組織体制の見直し、あるいは高度な財務知識を要する領域などにおいて、各社でスペシャリストの獲得競争が激化しています。

そのため、企業側は「今すぐ自社で利益を生み出してくれる人材」を他社に奪われまいと、採用時の給与提示額を意図的に高く設定する傾向が強まっています。加えて、グローバルに事業を展開する企業や外資系法人が多数存在する市場でもあるため、国際的な相場に合わせた高い報酬基準が用意されていることも、これらの業界で大幅な年収アップが叶いやすい理由と言えるでしょう。

<参考記事>
転職するならどの業界がいい?後悔しない選び方をプロが解説

知っておきたい「給与決定」の仕組み

「企業はどうやって中途採用の年収を決めているのか」と疑問に思うことはありませんか。中途採用の給与は、個人の能力だけでなく、いくつかの構造的なルールによって算出されます。ここでは、その裏側にあるメカニズムを解説します。

給与額を左右する「市場価値・社内規定・業界水準」

まず金額の土台となるのが、求職者自身の専門性や実績に基づく「市場価値」です。これまでのキャリアを通じて培ったスキルが、入社後にどれほどの利益を会社にもたらすかという客観的な期待値がベースとなります。
次に、その土台に対して現実的な調整を加えるのが、企業ごとに定められた「社内規定や労働条件」です。同じ能力を持つ人材であっても、採用されるポジションで役職を担うのかどうかや、残業代の支給形態などの制度によって、最終的に受け取る金額は大きく変動します。

そして、これら2つの要素を包み込む最大の前提となるのが「業界の給与水準」です。企業が従業員へ還元できる人件費の総枠は、その業界特有のビジネスモデルや利益構造によって上限がおおよそ決められています。そのため、どれほど個人の市場価値が高くても、業界全体の利益率が低い領域では大幅な提示額の引き上げが難しいという側面があります。
このように、個人の評価、企業内のルール、そして業界全体の構造という異なる3つの軸が複雑に絡み合うことで、中途採用における給与額は形作られているのです。

<参考記事>
転職における「市場価値」とは?正しい測り方と高める方法

基本ベースとなる「前職での年収」

多くの場合、企業は採用候補者の「前職での年収」を一つの基準として評価をスタートさせます。これまでのキャリアで得てきた報酬額は、その人の能力や実績を示すわかりやすい指標として扱われるためです。

しかし、前職の年収がそのまま単純にスライドして提示されるわけではありません。企業にはそれぞれ独自の「給与規定」や「給与テーブル(等級制度)」が存在しており、前職の年収をベースにしながらも、最終的には自社の基準に当てはめて金額を決定します。たとえば、面接でどれほど高い評価を受けて「この人なら活躍できそう」と期待されたとしても、自社の既存社員と大きくかけ離れた金額を一人だけ特別に出すことは、社内秩序を保つうえで困難です。中途採用において、基本給を一気に跳ね上げるような大幅な上振れが難しいのは、こうした組織構造上の仕組みがあるからだと言えるでしょう。

年収が大幅に上がる人の共通点

同じような経歴に見えても、転職で年収アップが叶う方と現状維持にとどまる方がいます。企業が「高い報酬を提示してでもぜひ迎え入れたい」と感じる人材には、どのような共通の傾向があるのでしょうか。ここでは、市場価値が高く評価される方の特徴を一緒に深掘りしていきましょう。

<参考記事>
転職でキャリアアップするには?成功の秘訣と面接対策を解説

評価に直結するマネジメント経験がある

転職市場で高い評価を得る大きな要因のひとつが、組織を牽引した経験です。ここで注意したいのは、「課長や部長といった肩書きがあれば自動的に評価される」というわけではない点です。

採用側が高額な条件を提示してでも迎え入れたいと考えるのは、自社に確実な利益をもたらす行動実績を持つ人材です。たとえば、既存の業務工程を抜本的に見直して無駄な経費を圧縮した経験や、新しい事業領域を開拓して軌道に乗せたといった「目に見える貢献」が求められます。また近年では、自らも現場の最前線で目標を追いかけつつ、並行してメンバーの指導やチーム全体の底上げを図れるような、実務と管理の両輪を回せる人材の需要も高まっています。

つまり、これまでの職場で組織全体に良い影響を与えた手腕が、「新しい環境でも同じように業績を押し上げてくれるはずだ」という企業側の強い期待(再現性)に繋がるため、相場を上回る待遇が引き出されやすくなるのです。

スキルと市場ニーズが合致している

どれほど優れた専門知識や豊富な経歴を備えていても、それが応募先企業の現在抱える課題の解決に直結しなければ、高い給与提示には結びつきにくいでしょう。

たとえば、社会的に急速に需要が高まっているものの、それを実行できる人材が限られている分野(大規模なデジタル化の推進や新規プロジェクトの主導など)の知見を持つ方は、市場価値が飛躍的に高まります。企業は多少条件を引き上げてでも、そうした希少な人材を確保したいと考えるためです。

しかし、単に「珍しいスキルを持っている」というだけでは不十分です。重要なのは、自分の強みを応募先企業の実際のビジネスに当てはめ、「入社後、具体的にどのように売上の向上や課題の克服に貢献できるか」を、説得力を持って言語化できる点にあります。
企業が求めている役割を的確に捉え、自分の能力をどう活かすかというシナリオを自らの言葉で明確に伝えられる方は、企業にとって採用のメリットが際立つため、結果的に好待遇を引き出しやすくなると考えられます。

年収アップが叶う企業選びのポイント

年収を底上げしていくためには、自分のスキルを磨くことはもちろんですが、それ以上に「どのような環境に身を置くか」という視点も欠かせません。転職活動の初期段階から意識しておきたい、企業選びのポイントについて一緒に見ていきましょう。

企業の利益率や成長性の高さを見極める

従業員に支払われる給与の原資となるのは、企業が生み出す利益そのものです。そのため、どれほど個人のスキルが高く努力を重ねていても、属している業界全体の成長性が低かったり、企業自体の利益率が低い環境では、大きな年収アップを望むことは難しいでしょう。

だからこそ、企業の経営状況や事業の将来性をしっかりと見極めることが重要です。継続的な成長が見込める産業や、安定した収益基盤を持つ規模の大きな企業など、利益をしっかりと従業員の給与へ還元できる体力のある企業を選ぶことが、年収のベースを上げるための近道と言えます。また、好調な業績は賞与額にも直結しやすいため、短期的・長期的な視点から、企業がどのような事業展開をしているかを事前に確認することが大切です。

実績を正当に評価する報酬制度をチェックする

入社時に提示される金額だけでなく、入社後にどのような基準で給与が上がっていくのか、その評価の仕組みを確認しておくことも欠かせません。たとえば、年齢や勤続年数を重視する年功序列型の企業では、いくら優れた成果を出しても短期間で一気に給与を上げることは難しい傾向にあります。一方で、インセンティブ制度や、個人の出した成果をダイレクトに反映する実力主義の評価制度を持つ企業であれば、入社後の活躍次第で収入を大きく伸ばすチャンスが生まれます。

さらに、基本給や賞与とは別の「実質的な年収」という視点を持つこともおすすめします。住宅手当や家賃補助といった福利厚生が充実していれば、毎月の生活コストが下がり、手元に残る金額は結果的に増えることになります。また、残業時間の想定や各種手当の有無なども含め、トータルでどの程度の収入になるのかを正確に把握しておくことが重要です。

<参考記事>
「いい会社」の特徴とは? 転職で失敗しない優良企業の見分け方

スマートな年収交渉の進め方とコツ

内定が近づくと気になってくるのがお金の条件面ですが、「自分から切り出して評価が下がらないか」と不安に思う方は少なくありません。ここでは、面接官にマイナスな印象を与えずに希望条件をすり合わせるための具体的なノウハウを解説します。

給与交渉を切り出すベストなタイミング

年収のすり合わせを行う上で大前提となるのは、「内定が確定する前」に希望を伝えておくことです。企業は採用を決定する段階で、すでに社内の決裁を経て提示金額を確定させているケースも多くあります。その場合、内定通知を受け取った後から引き上げの交渉を行っても、覆すことが難しいのです。

交渉の余地を残すためには、最終的な社内承認が下りる前の「選考プロセスの中」で、あらかじめ自分の希望額やその背景を企業側に把握しておいてもらう必要があります。たとえば、面接での対話を通じて待遇に関する話題に触れる機会があれば、言葉を濁さずに希望を伝えることが大切です。また、自分から企業へ質問できる時間や、入社前の条件をすり合わせるための話し合いの場が設けられた際には、お互いの認識にズレが生じないよう、早い段階から丁寧なコミュニケーションを図っていくことが求められます。

【例文あり】評価を下げない希望年収の伝え方

選考の場で希望額を問われた際、ただ単に希望する数字だけを答えるのは得策ではありません。面接官が確認したいのは、応募者が「どのような背景からその金額を希望しているのか」という妥当性です。これまでの実績に基づいた客観的な理由に、入社に対する前向きな意欲を掛け合わせて伝えることで、心証を損ねずに条件のすり合わせを行うことができます。ここでは、3つの状況に応じた伝え方の例をご紹介します。

◆現年収を維持したい場合
「これまでの面接を通じて、御社の目指すビジョンに深く共感しており、ぜひ一員として力を尽くしたいという想いが強まっております。待遇面につきましては、新しい環境で業務にフルコミットするための生活基盤として、現在の年収と同水準である〇〇万円をご提示いただけますと大変ありがたく存じます。ただ、御社における給与体系や入社後の評価テーブルもあろうかと存じますので、そちらも踏まえてご相談させていただけますと幸いです。」

◆アップを狙う場合
「現職では〇〇のプロジェクトを主導し、結果として〇〇%の利益向上を実現いたしました。この経験で培ったノウハウは、御社が現在注力されている〇〇の領域でもダイレクトに活かすことができ、入社後すぐに利益面での貢献ができると自負しております。こうした即戦力としての見込みをご評価いただき、〇〇万円程度をご検討いただくことは可能でしょうか。仮に難しい場合でも、最低限現在の〇〇万円は維持できればと希望しております。」

◆他社のオファーがある(市場相場を根拠にする)場合
「現在、ありがたいことに他社様からも選考の評価をいただいており、そちらでは〇〇万円というご提示を受けております。また、私自身の〇〇における経歴や人材市場での相場を見ましても、同程度の金額がひとつの目安になると認識しております。しかしながら、私の第一志望はあくまで事業内容に最も魅力を感じている御社です。規定の範囲内で構いませんので、ご検討いただけますと幸甚です。」

このように、一方的に要求を押し付けるのではなく、柔軟に対応する姿勢や最低限譲れないラインも添えることで、企業側も調整がしやすくなるでしょう。

【キャリアアドバイザーが解説】個人での年収交渉が難しい理由

転職活動で希望の年収を叶えるためには「交渉」が必要不可欠ですが、「自分からお金の話は切り出しにくい」「うまく立ち回れる自信がない」と悩む方はとても多いです。 ここでは、キャリアアドバイザーの視点から、一人で交渉することの難しさと、プロを頼るメリットをお伝えします。

ご自身で希望年収を企業へ伝えるのは、実はすごく難易度が高いことなんです。 一番のリスクは、伝え方のニュアンスが少しずれただけで、面接官に「仕事への熱意よりも、待遇ばかりを気にしているのでは?」とマイナスな印象を与えてしまうことです。また、「いまの自分はどれくらい評価されるのが妥当なのか」という客観的なデータがないと、うまく希望額の根拠を説明できず、交渉が行き詰まってしまうケースもよくあります。

そんな時こそ、私たち転職エージェントの出番です。業界・地域の賃金相場や、それぞれの企業の社風を知り尽くしたコンサルタントが間に入ることで、「客観的な視点」からあなたの価値を企業へしっかりアピールできます。そのため、企業側との関係を悪くすることなく、双方が納得できる適正な年収を引き出しやすくなるんです。

言い出しにくいデリケートなお金の話はプロに任せて、ご自身は面接の場で「入社への熱意」を伝えることに専念できるのが、エージェントを活用するメリットのひとつです。

【キャリアアドバイザーに聞く】年収アップを叶えた転職成功事例

実際に年収アップを実現した方は、どのような転職をしてきたのでしょうか。 ここでは、リクパーキャリアのサポートを通じて大幅な年収アップを叶えた「3つの成功事例」をご紹介します。企業からどのようなポイントが評価され、好条件の内定に繋がったのか、リアルな舞台裏を見ていきましょう。

中小から大手へ!幅広い業務経験が評価されたAさんのケース

Aさんは、中規模の産業機器メーカーから、誰もが知るグローバルメーカーへの転職で、年収アップを実現しました。

内定のポイントとなったのは、Aさんの「守備範囲の広さ」です。前職では組織がコンパクトだった分、一部の設計工程だけでなく、製品開発の上流から顧客への技術的な提案まで、一貫して幅広い業務を経験していました。このワンストップの経験が、「新しい環境でも全体像を把握し、スムーズにキャッチアップできる人材」として高く評価されたのです。

さらに、応募先企業が扱う事業領域との親和性も非常に高く、まさに「自社ですぐに活躍してくれる即戦力」として高い年収でのオファーに繋がりました。

「旬のスキル」×「成果主義」で大幅アップのBさんのケース

Bさんは、中堅のIT系企業から、人事評価が「成果主義」である大手事業会社へ転職し、大幅な年収アップを叶えました。

Bさんの最大の強みは、昨今の転職市場で非常にニーズの高い「基幹システムの導入・全社的なDX推進」という旬の経験を持っていたことです。大規模なシステム刷新をリードした経験が、まさに企業側が「今すぐ任せたい」と求めていた要件のど真ん中でした。

市場のトレンドに合致する「希少性の高いスキル」を持っていたこと、そして「成果を給与でしっかり還元する人事制度」を持つ企業を選んだことが、成功の大きな要因です。

「併願企業」の状況を共有し、年収交渉が叶ったCさんのケース

エージェントを通じた「他社の選考状況」の共有によって、年収アップを勝ち取ったCさんのケースをご紹介します。

Cさんは第一志望の本命企業と並行して、別の企業も受けており、そちらの選考ではかなり高い年収が提示される可能性がありました。そこで私たちエージェントが、本命の企業へ事前にその状況をお伝えし、「他社から高い評価を受けていること」を客観的に共有したのです。その結果、本命の企業側も「他社に取られたくない、是が非でも採用したい」と熱意を示してくれ、当初の予定よりも高い年収を引き出して内定を出すに至りました。

「他社からも高く評価されている」という事実は、求職者本人の口から伝えると自慢や駆け引きのように聞こえてしまうリスクがあります。しかし、第三者であるエージェントが間に入ることで、「客観的な市場価値」として企業側にスムーズに受け入れられやすくなるのです。個人では限界のある条件調整こそ、プロのサポートが活きるポイントと言えるでしょう。

「目先の給与のみ」で選ぶ転職のリスクと注意点

提示された給与額が高いと、つい心が惹かれてしまうのは自然なことです。しかし、金額だけで決断してしまうと、入社後に思わぬ落とし穴に直面することもあります。長期的に納得して働き続けるために、事前に知っておきたいリスクと注意点を整理しておきましょう。

プレッシャーや社風ミスマッチによる早期離職

高い給与の裏には、相応の責任と高い成果への期待があります。たとえば、役職がついて年収が大きく上がったものの、即座に結果を求められ、プレッシャーから本来の実力を発揮できずに苦戦するケースは少なくありません。

給与面ばかりに気を取られ、実際の仕事内容や働き方、社風との相性確認が疎かになると、入社後のギャップから早期離職に繋がるリスクが高まります。金額だけでなく、自分が求めるワークライフバランスや企業文化とマッチしているかを慎重に見極めることが大切です。

入社時年収へのこだわりが生む将来の機会損失

未経験の職種や業界へキャリアチェンジする場合、即戦力としての評価は難しいため、一時的に年収が下がるのが一般的です。ここで入社時の金額に過度にこだわると、本当に挑戦したかった仕事や、将来の市場価値を高める成長機会を逃してしまう可能性があります。

条件を判断する際は、目の前の提示額だけで決めるのではなく、入社後の昇給制度や評価サイクルもしっかりと確認しましょう。数年後の昇給見込みや、新たなスキルを身につけたあとの中長期的なキャリアパスも含め、総合的な視点で判断することが重要です。

<参考記事>
年収が下がる転職はやめたほうがいい?後悔しない許容範囲と交渉方法

戦略的な転職で理想の年収を実現しよう

年収アップを叶えるには、客観的な「市場価値の把握」と「企業選び」という戦略的な準備が欠かせません。とはいえ、一人で最新の相場を調べ上げ、面接の場で直接お金の交渉まで行うのは非常にハードルが高いのが実情です。

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志望動機が「キャリアアップ」の場合の伝え方|職種別例文も紹介
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監修者
髙野 智愛 (たかの ちより)

キャリアアドバイザー【国家資格 キャリアコンサルタント】

海外大学卒業後、大手製造小売企業に新卒入社。同人事部において年間400名を超える国内外の採用業務に従事。 その後、結婚・第2子出産を機に転職し、誰かのターニングポイントに関わりつつ、地元九州へ恩返しをしたいという想いからキャリアアドバイザーへ転身。 若手層を中心に、いち社会人として、時には女性として、母としてなど様々な視点から転職支援を行っています。

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