更新日[ 2026/06/28

【テンプレートと例文付き】経理の職務経歴書の書き方を解説

「経理の職務経歴書、自分の経験をどうアピールすればいいか分からない……」 「日常業務ばかりで、実績として書けるようなことが見当たらない」
転職活動を進める中で、そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ダウンロードしてすぐに書き始められる「経理専用の無料テンプレート」をはじめ、項目別の正しい書き方や、評価を高めるための実績の数値化テクニックを解説。さらに、管理職から未経験者まで状況別に対応した自己PR例文もご紹介します。
ぜひ参考にして、書類選考を突破できる魅力的な職務経歴書を完成させましょう!

この記事でわかること

  • 経理向け職務経歴書フォーマット
  • 経理の実績アピールのポイント
  • 経理の自己PR例文集

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目次

  • 【Word無料ダウンロード】 経理向け職務経歴書テンプレート
  • 項目別に見る職務経歴書の書き方と見本
    • 【職務要約】で経歴のあらすじを伝える
    • 【職務経歴】で業務内容を具体的に示す
    • 【会計ソフト・ツール】を明記する
    • 【資格・ITスキル】で専門性を客観的に証明する
  • 採用担当者が重視する経理の評価軸
    • どのフェーズまで携わったかの経験値
    • 企業規模や業種の親和性
  • 評価を高める経理の実績アピール・自己PRのコツ
    • 担当業務のボリュームを示す「数値化」
    • 主体的に取り組んだ「業務改善の経験」
    • 前向きな意欲を示す「転職理由の書き方」
  • 【状況別】そのまま使える!経理の自己PR例文集
    • 【例文1】経営視点やマネジメント力を示す管理職・リーダー向け
    • 【例文2】一貫した実務能力を示す経験者向け
    • 【例文3】ポテンシャルを伝える経験が浅い人向け
    • 【例文4】他職種の強みを活かす未経験者向け
  • 経理の転職市場と書類選考の現実
    • 即戦力が優遇される経理採用の背景
    • 経験が浅いと書類で落とされやすい理由
  • 転職エージェントの添削サポートを活用するメリット
    • 自分では気づかない「客観的な強み」の言語化
    • 応募企業のニーズに合わせた「内容の最適化」
  • 書類選考の通過率を上げる提出前チェックリスト
  • 魅力的な職務経歴書を完成させて、経理の転職を成功させよう
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【Word無料ダウンロード】 経理向け職務経歴書テンプレート

いざ職務経歴書を作ろうとパソコンに向かっても、何から手をつければよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。まずは全体の構成をイメージし、書きやすい項目から少しずつ埋めていくことが完成への近道です。

ここでは、ダウンロードしてそのまま使えるWord形式の経理専用テンプレートをご用意しました。まずはこのフォーマットをダウンロードし、これまでの経歴や担当業務を振り返りながら、実際に作成をスタートしてみましょう。

 

職務経歴書_経理サンプル
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項目別に見る職務経歴書の書き方と見本

職務経歴書を構成する4つの基本項目について、採用担当者がどのような視点で書類をチェックしているのかを交えながら、それぞれの役割と具体的な記入方法の見本を解説します。

【職務要約】で経歴のあらすじを伝える

職務要約は、採用担当者が一番最初に目を通す、いわばキャリアの「あらすじ」や「キャッチフレーズ」となる重要な項目です。ここで興味を持ってもらうことが、書類全体を最後までしっかりと読み進めてもらうためのカギとなります。
文字数の目安としては、冒頭の3〜4行、およそ200〜300文字程度に簡潔にまとめるのが理想的です。卒業後から現在に至るまでの時系列に沿って、どのような業界の企業に何年間在籍し、経理部門でどのような業務を中心に行ってきたのかを端的に記載します。
例えば、「〇年間経理業務に従事し、日常の伝票処理から月次・年次決算まで幅広く経験してきました」「ERPソフトの導入に伴い、業務フローの改善プロジェクトを牽引しました」といったように、経験の広さや核となる実績を盛り込むと効果的です。長々と詳細を書くのではなく「どのような環境で、何ができる人材か」が一目で伝わるように整理しましょう。

<参考記事>
職務経歴書の「職務要約」の書き方は?例文と通過率UPのポイント

【職務経歴】で業務内容を具体的に示す

職務経歴の項目では、「どこで、誰と、どんな業務をしてきたか」を採用担当者が具体的にイメージできるように記載します。
まず欠かせないのが、在籍していた企業の会社概要です。事業内容だけでなく、資本金、売上高、従業員数、上場区分(プライム上場など)といった企業規模を示すデータを明記してください。企業の規模感や本社・子会社の別がわかると、採用担当者は「自社の環境や業務の幅とマッチしそうか」という親和性を判断しやすくなります。
業務内容については、時系列、あるいは「日常業務」「決算業務」といった業務領域ごとに整理して書くのがポイントです。経理の仕事は多岐にわたるため、売掛金や買掛金の管理といった日次の処理から、月次・年次・連結決算、税務申告、開示関連業務まで、担当領域を細分化して記載します。併せて、部署の人数やマネジメントしていた部下の人数なども添えることで、どのような役割を担っていたのかがより明確に伝わります。

【会計ソフト・ツール】を明記する

経理業務はシステムと密接に関わっているため、これまでに使用したことのある会計ソフトやツールの経験は、重要なアピールポイントになります。
単に「会計ソフトを使用」と記載するのではなく、勘定奉行、freee、弥生会計、あるいはSAPやOracleといったERPシステムなど、具体的な製品名と使用年数をセットで明記してください。システム移行や導入プロジェクトに携わった経験があれば、高く評価される要素となるため、忘れずに記載しましょう。
中途採用では即戦力が求められるため、応募先企業と同じシステムの使用経験があれば、「入社後のキャッチアップが早い人材」としての証明になります。

【資格・ITスキル】で専門性を客観的に証明する

経理としての基礎知識と実務遂行能力を客観的に示すため、資格とITスキルの項目も丁寧に記載します。
資格については、日商簿記検定(1級・2級)や税理士試験の科目合格(簿記論、財務諸表論など)といった経理業務に直結するものを、取得年月とともに正確に記入してください。現在取得に向けて勉強中のものがあれば、それも学習意欲の証明として追記することが可能です。
また、経理の実務において欠かせないのがパソコンスキル、特にExcelの習熟度です。「Excel基本操作」といった曖昧な表現ではなく、IF関数、VLOOKUP、ピボットテーブルを用いたデータ集計や売上分析が可能であること、あるいはマクロ(VBA)を組んで業務効率化を行った経験など、実務で使えるレベルを具体的に記載してください。語学力についても、TOEICの点数だけでなく「英文メールでのやり取りが可能」「Web会議で使用経験あり」といった実務レベルでどう使えるのかを補足しておくと、より具体的なスキルとして伝わります。

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採用担当者が重視する経理の評価軸

企業の採用担当者が、職務経歴書を通じて応募者の実務能力をどのように測っているのか、押さえておきたい2つの評価ポイントを解説します。

どのフェーズまで携わったかの経験値

経理の業務は、日次の伝票起票から始まり、月次・年次決算、さらに連結決算や税務申告、開示資料の作成へと段階的に領域が広がります。そのため、採用担当者は「経理全般を担当」という大まかな言葉ではなく、「具体的にどのフェーズの業務に、何年間携わってきたか」を注意深くチェックしています。

書類を作成する際は、経験してきた業務をステップごとに切り分け、それぞれの年数と役割を明記してください。たとえば、親会社の業務に加えて子会社の経理も担当していた場合などは、業務の幅広さを示す良いアピールになります。自身の経験領域を正確に示すことで、入社後にどのポジションで活躍できる人材なのかを的確に伝えることができます。

企業規模や業種の親和性

業務のフェーズと同じくらい採用担当者が注目しているのが、前職の企業規模や事業内容との親和性です。経理職は会社の規模や組織体制によって、任される業務の範囲や深さが大きく変わります。
たとえば、少数精鋭の中小企業で幅広い経理業務を一手に引き受けていた経験と、大企業で細分化された特定の業務領域に深く特化していた経験とでは、活かせる強みが異なります。もし応募先が似たような業種や同規模の企業であれば、それだけで業務の進め方や組織風土への適応力が高く、スムーズに実務へ入れる即戦力であると評価されやすくなります。

前述の「職務経歴」の項目で企業規模(売上高や従業員数など)や事業内容を正確に伝えておくことは、こうした採用側の安心感につながり、入社後のミスマッチを防ぐ意味でも非常に重要です。

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評価を高める経理の実績アピール・自己PRのコツ

経理は毎月決まったルーティンをミスなく繰り返すことが多いため、「特別な成果が書きづらい」と自己PRに悩む方が少なくありません。しかし、視点や表現を少し変えるだけで、日常業務は立派なアピール材料に生まれ変わります。他の応募者と差をつけるための具体的なテクニックを見ていきましょう。

担当業務のボリュームを示す「数値化」

経理の実績を客観的かつ明確に伝える最も有効な手段は、業務のボリュームや成果を「具体的な数字」で表現することです。単に「仕訳や請求書発行を行っていた」と書くのではなく、数値を盛り込むことでスキルの高さがダイレクトに伝わります。

【数値化の例】
・業務量: 月間約300件の仕訳入力を担当、月間200件の経費精算を処理
・経験回数: 四半期決算を計8回経験
・改善実績: 月次決算の締め日を5営業日から3営業日へと短縮
・体制・規模: 部署内3名で手分けして月次決算を担当し、〇〇の役割を担った

このように具体的な数字を添えることで、実務遂行能力や対応力が採用担当者に鮮明にイメージされるようになります。

主体的に取り組んだ「業務改善の経験」

日々の処理を正確に遂行することは経理職の基本ですが、中途採用ではそれに加えて「自発的なアクション」が大きな評価ポイントになります。与えられた作業をこなすだけでなく、周囲を巻き込んで業務フローを改善した実績があれば、強力なアピール材料です。

【業務改善のアピール例】
・手作業で行っていたデータ集計をExcel関数・VBAで効率化し、作業時間を削減した。
・属人化していた業務のマニュアルを作成し、誰もがスムーズに対応できる体制を構築した。
・会計システムの切り替えプロジェクトにおいて、部門間の調整役としてシステムの検証・定着支援に貢献した。

経理という専門職でありながら、周囲と協働して課題解決や業務改善を図れる人材は、どの企業でも高く評価されます。

前向きな意欲を示す「転職理由の書き方」

自己PRや職務経歴書に添える転職理由では、前職への不満ではなく「転職を通じてどのような成長を遂げたいか」というポジティブな姿勢を示すことが重要です。特に経験が浅い方や早期離職が続いている場合、採用担当者は「定着性」に懸念を抱きます。人間関係や環境への不満がきっかけだったとしても、それをそのまま伝えてしまうとマイナスの印象を与えかねません。

【ポジティブな変換例】
×不満: 「ルーティン業務ばかりで成長できなかった」
〇意欲: 「これまでの基礎的な経理経験を活かし、より専門的な開示業務や決算関連の業務に挑戦したい」

このように「キャリアアップを目指す前向きな理由」へと視点を変換し、転職が自身の目指すキャリアを実現するための最適な手段であると説得力を持って伝えることで、長期的な活躍への期待感へとつなげることができます。

<参考記事>
退職理由をポジティブに言い換える方法は?例文付きで解説

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【状況別】そのまま使える!経理の自己PR例文集

経理で評価されるポイントは理解できても、いざ自分の経歴を文章に落とし込もうとすると、なかなか筆が進まないものです。ここでは、キャリアフェーズや経験値に合わせてアレンジできる、4つの状況別・自己PR例文をご紹介します。

【例文1】経営視点やマネジメント力を示す管理職・リーダー向け

30代以上の管理職やリーダー層の転職では、実務能力に加えて「マネジメント経験」や「経営視点」が求められる傾向にあります。
単なる経理処理にとどまらず、コスト削減の提案や財務分析を通じて経営陣の意思決定を支援した実績を記載すると効果的です。また、新会計基準の導入や制度設計への貢献、後輩社員やメンバーの指導・育成経験なども、リーダーとして組織にどう貢献できるかを示す重要なアピール材料となります。

【自己PR 例文1】
これまで経理部門にて、年次決算から有価証券報告書の作成まで一貫して経験してまいりました。現在は課長として〇名のメンバーマネジメントを行いつつ、新たな会計基準の導入に伴う制度設計にも携わっております。また、財務分析を通じたコスト削減案を経営陣に提案し、事業基盤の強化にも貢献してまいりました。今後はこれまでのマネジメント経験と経営視点を活かし、貴社の経理部門を牽引する役割としてさらなる組織貢献に努めたいと考えております。

【例文2】一貫した実務能力を示す経験者向け

実務経験がある方は、これまでの幅広い経理実務や決算経験をベースに、ミスのない確実な処理とスピード感を強みとしてアピールすることがポイントです。
経理の業務は他部署との連携なくしては成り立たないため、日頃から部門を超えたコミュニケーションを心がけ、業務を円滑に進めた経験も評価されます。また、公認会計士や監査法人との対応経験など、外部の専門家と連携して業務を遂行した実績があれば、一貫したキャリアの裏付けとして説得力が増すでしょう。

【自己PR 例文2】
〇年間にわたり、月次・年次決算から税務申告まで、幅広い経理実務を担当してまいりました。日々の業務では迅速かつミスのない処理を徹底するとともに、他部署との積極的なコミュニケーションを通じて確認漏れを防ぐ体制を構築し、決算の締め日を〇営業日短縮する成果を上げました。また、監査法人への対応窓口として外部の専門家とも連携し、円滑な監査対応を主導してまいりました。これまでの経験で磨き上げた、現場の即戦力として立ち回れる対応力と調整力を活かし、貴社の経理部門においても業務の効率化と安定運用に尽力いたします。

【例文3】ポテンシャルを伝える経験が浅い人向け

経験年数が1〜2年程度と浅い場合は、大きな実績を提示することが難しいため、日常業務における「仕事へのスタンス」や「ポテンシャル」を伝えることが重要です。
伝票処理などのルーティンワークにおいて、自分なりにミスを防ぐために工夫したことや、効率化に向けて取り組んだエピソードを記載します。また、現在日商簿記などの資格取得を目指して勉強中であることや、最新の税制に対応するための自己研鑽の姿勢を示すことで、成長意欲の高さと経理職への熱意をアピールすることが可能です。

【自己PR 例文3】
現職では、経費精算や日次の仕訳入力など、月次決算の補助業務を中心に行っています。経験は浅いものの、数字を扱う責任感を持ち、チェックリストを作成してミスの防止と処理スピードの向上に努めてまいりました。現在は、より専門的な業務へステップアップするために日商簿記2級の取得に向けて日々学習を続けております。基礎を徹底してやり抜く姿勢と成長意欲を持ち、貴社の業務においても着実にスキルを身につけて戦力となるよう尽力いたします。

【例文4】他職種の強みを活かす未経験者向け

経理業務が未経験の場合は、営業や一般事務など、他職種で培ったスキルをいかに経理の仕事に紐づけてアピールできるかが鍵となります。
たとえば、営業職で培った初対面の人とのコミュニケーション能力や売上目標の達成経験は、「数字への強さ」や他部署との折衝力として活かせます。また、事務職での正確な事務処理能力やExcelスキルを用いたデータ集計の経験も、経理のデータ処理能力に直結するアピールポイントとなるでしょう。

【自己PR 例文4】
前職では営業職として、顧客への提案から契約手続き全般を担当しておりました。日々の業務を通じて培った緻密な確認作業やミスのない処理能力と、営業目標を〇ヶ月連続でクリアしてきた計数感覚は、経理の仕事においても大いに活かせると考えております。また、社内外のさまざまな担当者とプロジェクトを円滑に進める折衝力にも自信があります。
現在は日商簿記の取得に向けて基礎知識を学習中であり、未経験からの挑戦にはなりますが、これまでの経験とPCスキルを最大限に活かして貴社のバックオフィスに貢献したいと考えております。

<参考記事>
職務経歴書のダメな例10選|作成時の心得、正しい書き方とは

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経理の転職市場と書類選考の現実

職務経歴書の完成度を高めるためには、経理を取り巻くリアルな採用実態をあらかじめ把握しておくことが欠かせません。企業側がどのような事情を抱え、応募者の経歴に対してどこに不安を感じやすいのかを裏側から理解することで、選考を突破するための対策が見えてきます。

即戦力が優遇される経理採用の背景

経理の転職市場において、実務経験者が有利とされているのには明確な理由があります。多くの企業では、バックオフィス部門を必要最小限の人数で運営しており、未経験者に基礎から業務を教える余裕がないケースがほとんどだからです。
さらに、経理の仕事は単なるデータ入力にとどまらず、集計した数字から経営状況を正しく把握し、正確に報告するという責任を伴います。法改正や税制変更を素早くキャッチアップする専門知識も不可欠なため、入社後すぐに実務へ適応し、チームの戦力として貢献できる経験者が歓迎される傾向にあります。

経験が浅いと書類で落とされやすい理由

前述の通り、高い専門性が求められる経理職では、実務経験が浅い方や未経験者の場合、書類選考で苦戦を強いられるケースが少なくありません。職務経歴書からこれまでの業務内容やスキルが明確に読み取れないと、採用担当者に「自社の実務レベルやスピードについてこられるだろうか」とミスマッチを懸念されてしまうためです。
さらに、経験年数が短いことで「早期離職のリスクがあるのでは」と警戒される側面もあります。だからこそ経験の浅い方は、これまでの実務経験の中から応募先企業にマッチするポイントを丁寧に洗い出し、「自分がどう価値を提供できるか」を具体的に記載して、採用側の不安を払拭することが重要です。

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転職エージェントの添削サポートを活用するメリット

自分ひとりで過去の経歴を振り返り、応募企業に合わせて職務経歴書をブラッシュアップする作業は、想像以上に労力がかかります。作成に行き詰まったときは、転職エージェントの添削サポートを活用するのも有効な手段です。

自分では気づかない「客観的な強み」の言語化

日々のルーティンとして黙々と数値を処理していると、自分自身の仕事の価値を過小評価してしまいがちです。本人が「経理ならこれくらいできて当たり前だ」と思っている些細な業務プロセスの中にも、実は他社で高く評価されるアピールポイントが隠れています。

プロのキャリアアドバイザーは、面談での壁打ち(対話)を通じてその隠れたプロセスを深掘りします。第三者の客観的な視点が入ることで、自分では気づけなかった「正確な処理を実現するための思考力」や「独自の工夫」といった強みが発掘され、採用担当者の心に響く魅力的な言葉へと変換されます。

応募企業のニーズに合わせた「内容の最適化」

企業の裏側のニーズを熟知している転職エージェントであれば、求人票から「企業が今、本当に求めている経験」を的確に読み解き、応募先ごとに書類をカスタマイズすることが可能です。
自身の強みを言語化できたとしても、それをそのまま書くだけで書類選考を通過できるわけではありません。採用企業の業界やフェーズによって求める要件は異なるため、せっかくの実績も、相手のニーズに合わせてアピールポイントを調整しなければ十分に評価されない可能性があります。

エージェントのサポートを活用すれば、プロの視点を通じて以下のように経歴の中から最適な内容を取捨選択できます。

<アピールポイントのカスタマイズ例>

メーカー・製造業に応募する場合: 幅広い経験の中から「原価計算」や「工場経理」に関連する要素を意図的にピックアップして強調する。
ベンチャー・IPO準備企業に応募する場合: ルーティン業務の正確性よりも、「ゼロから業務フローを構築した経験」や「柔軟な対応力」を前面に押し出す。

このように、応募先の企業に合わせてアピール内容の最適なバランスを見極め、採用担当者の目に留まる職務経歴書へと仕上げられることも、転職エージェント活用の大きなメリットです。

<参考記事>
なぜ転職エージェントに履歴書と職務経歴書を提出する?理由と注意点

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書類選考の通過率を上げる提出前チェックリスト

苦労して書き上げた職務経歴書ですが、完成してすぐに提出してしまうのは少し待ってください。最後に全体を見直し、ビジネス書類としての基本マナーに漏れがないかを最終確認することが、思わぬマイナス評価を防ぐ鍵となります。

提出前に、以下のポイントに沿って最終チェックを行ってください。

□入力ミスや誤字脱字がないか
□提出日付は最新のものに更新されているか
□プロフィールなどの基本項目に空欄はないか
□履歴書に記載した内容と、ズレや矛盾がないか
□フォーマットの体裁(段落分けや改行位置)が整っており、視覚的にすっきりしているか
□第三者が読んでも、担当業務のイメージが湧くわかりやすい表現になっているか
□実績に対して、具体的な数字や独自の工夫が盛り込まれているか

特に経理職は「正確性」が非常に重視されるポジションです。書類上の些細なミスが「実務でも確認不足があるのではないか」という懸念に直結する恐れがあります。
作成後は少し時間をおいてから読み返したり、第三者に客観的な視点で確認してもらうなど、万全の状態に整えてから応募へと進めましょう。

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魅力的な職務経歴書を完成させて、経理の転職を成功させよう

経理の職務経歴書で書類選考を通過するポイントは、日々の業務実績を客観的に数値化し、応募企業のニーズに合わせてカスタマイズすることです。しかし、自分の経歴を客観的に見つめ直し、企業ごとに最適な書類を作り上げるのは簡単ではありません。「強みがうまく言語化できない」と悩んだときは、一人で抱え込まずにプロのサポートを頼るのが確実な近道です。

九州・沖縄エリアに特化した転職エージェント「リクパーキャリア」では、地場企業のニーズを熟知したプロが、自分でも気づいていない「客観的な強み」を引き出し、通過率を高める書類へと添削・ブラッシュアップいたします。職務経歴書の作成に迷ったら、ぜひお気軽にご相談ください。

▼【書類選考対策】についてはこちらの記事もご参照ください▼
【例文つき】転職理由と志望動機の違いとは?一貫性のある履歴書の書き方
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監修者
下﨑 和志 (しもざき かずし)

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リクルーティング・パートナーズ株式会社 人材エージェント事業部 マネジャー。事業会社人事を経て、結婚・第一子誕生を機に地元福岡へUターン転職。ハイキャリアから次世代リーダーまで幅広い層の転職を支援。【国家資格 キャリアコンサルタント】

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